
女子大生のしよりと愛子が旅行で訪れた人里離れた温泉地。
旅館の押入れに忘れ去られた携帯電話の「今すぐ逃げろ!」という電話を皮切りに、
2人は事件に巻き込まれることになる。
旅人の女性が片目、片腕、片脚を奪われ、“生き神”として座敷牢に一生監禁されてしまうという伝説。
迫り来る村人たち。
頼りになるのは携帯電話のみ…その携帯電話から情報を発信しているのも素性が知れない人物。
どこまでが嘘?どこまでが本当?
二転三転していく話の展開と、中盤のバトル部分でぐっとひきつけられます。
同じ出来事がしより・愛子それぞれの目線で書かれているので
その二つの視点が交差して「ああこうなってたんだ!」と思う面白さがあったり。
一気に読み進んでしまうこと間違いなし。
(美南アルファ)
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