
広島に原爆が投下されてから13年後と現代に生きる2人の女性を通して、原爆が人々に残した傷跡を描いた映画「夕凪の街 桜の国」
毎年夏になると、終戦記念的な感じで、戦争を描いたドラマや映画がたくさん公開されますが、戦争後の人々の様子を描いた作品はあんまりないような気がします。
戦争から生き延びた人たちは、終戦後、どのような思いで過ごしていたのか。
そんなことを考えていた時に観た作品がこの「夕凪の街 桜の国」
原爆からなんとか生き抜いた女性がその後、生きていることに対して悩み、苦しむ姿は、とても切なかったです。
そして、セリフの1つ1つが、とても印象に残ります。
「原爆は落ちたんじゃない、落とされたんや」
特にこのセリフには、何か胸に迫るようなものがこみ上げました。
あと、原爆投下から13年後の広島と、現代の広島の様子を比べてみるのも面白いかもしれません。
とりあえず「戦争を知らない世代」である私たちはぜひとも観ておくべき作品だと思います。
(じゅんじゅん)
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