狙い澄ましたような心地よさ。
今回紹介するのは「フェンダー・ローズに愛された男」こと、
猪野秀史が手がけた1stアルバム。
Satisfaction/INO hidefumi
重量感のあるベースラインとブレイクビーツ。
それにのっかるフェンダー・ローズ。
構成はいたってシンプル。
流れ出す音は果てしなく流麗。
間接照明を灯してIno氏の曲を流せば
部屋がたちまち代官山とかのカフェに変わる。
その位彼が手がける曲には”雰囲気”があるのだ。
強調し過ぎた低音に、割れた高音。ノイズ混じりでひずんだエレピ。
しかしどれもが彼の確信的なサウンドメイキングであり、
なんかもう聴いてるとついにやにやしてしまう。
良い意味でホコリっぽい、と言うか。
ほとんどがカバー曲で構成された1枚で、
Michael Jacksonのbillie jeanも曲目に並ぶ。
捨て曲はしょーじき無いかも。全曲通して聴けるし。
#1のSpartacusからとにかくおされ。 なんじゃこりゃ。
(かんべ)
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