2010年1月10日日曜日

彼女が部屋に来た時に流す音楽に迷ったらこの1枚を流せ



狙い澄ましたような心地よさ。
今回紹介するのは「フェンダー・ローズに愛された男」こと、

猪野秀史が手がけた1stアルバム。








Satisfaction/INO hidefumi


重量感のあるベースラインとブレイクビーツ。
それにのっかるフェンダー・ローズ。
構成はいたってシンプル。
流れ出す音は果てしなく流麗。
間接照明を灯してIno氏の曲を流せば
部屋がたちまち代官山とかのカフェに変わる。

その位彼が手がける曲には”雰囲気”があるのだ。


強調し過ぎた低音に、割れた高音。ノイズ混じりでひずんだエレピ。
しかしどれもが彼の確信的なサウンドメイキングであり、

なんかもう聴いてるとついにやにやしてしまう。
良い意味でホコリっぽい、と言うか。



ほとんどがカバー曲で構成された1枚で、
Michael Jacksonのbillie jeanも曲目に並ぶ。
捨て曲はしょーじき無いかも。全曲通して聴けるし。
#1のSpartacusからとにかくおされ。 なんじゃこりゃ。



(かんべ)

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