2010年1月14日木曜日

のだめカンタービレ/二ノ宮智子



先日ついに劇場版・前編の公演を迎えたこの作品。

原作コミックスは先日発売された23巻をもって完結しました!
ドラマ、アニメ、映画という3形態に生まれ変わったこの原作がなんといっても私は一番好きです。


クラシック音楽の認知にも一役買ったこの漫画、
クラシック音楽を取り扱う漫画、とだけ聞くとなんだか読み難そうなカンジがしますが、まったくそんなことはないです。
主人公・のだめと千秋を取り巻く、音楽家や音大生などの濃いキャラクターたちが織り成すテンポの良い泣き笑いなストーリーに、クラシックの名曲や各種楽器や偉大な作曲家たちの名前が彩りを添えます。

紙媒体の作品で音楽を表現することには当然、限界があります。
その点、実際に作品に登場した名曲を聴覚にも訴えることのできるドラマ、アニメ、映画版は、コミックスでは生み出せない魅力を持った作品になっていますが(ドラマ版はコミックス→ドラマ化した作品群の中でもかなり成功度・完成度が高いと個人的には思います)、
それに比べて原作コミックスは大勢いるキャラクターの内面、それぞれのストーリーにより焦点を当てた楽しみ方ができるんじゃないかな、と思います。


つまり、ドラマや劇場版だけ…ではなくて、原作コミックスも合わせて楽しむのがオススメ!ということですね。
全23巻ってことで、全巻集めるのはちょっとなかなか大変ですが是非!
なんなら私が貸します(笑)。



(みき)

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