2008年12月7日日曜日



ポメラを買いました。
ポメラは電子メモ帳です。
ノートに写してからパソコンに移すと二度手間になって面倒くさい。
そんなときありませんか。
新大ナビでは取材の際など、なかなか面倒なんですね。

その他にも、色々使える場面は多いです。
講義中とかにも使えそう。
自分は卒論執筆中なので、大活躍しています。

詳細は、
http://www.kingjim.co.jp/pomera/index.html

(わたつ)

2008年11月3日月曜日

おうちでつくるカフェごはん


❤最近の私のお気に入り❤

カフェごはん:カフェのメニューに載っているような料理(たぶん)

sakaeさんの「おうちでつくるカフェごはん」というサイトが一番おすすめです(O^-^O)
とにかくRecipeがめっちゃ可愛いんです~♥♥♥
手書き風でレースやお花やイラストが満載です!
写真付きなのでとってもわかりやすいですし・・・
何より料理がおしゃれ!!!!!!\(>U<)/
しかもぱらぱらめくる感じでレシピを見ることができます

女の子だったら絶対ぜったいにカラーでコピーして☆My Recipe集★を作成したくなります!!!!
もちろん私はとっくに作成済みです\(・V・♡)
まだ2、3品しか挑戦していませんが・・・・・笑


二人分のレシピ中心なので一人暮らしの方にはちょうどいいですよ♪

特別な日やちょっと贅沢したい日、女を磨きたくなった日(笑)に
おしゃれで簡単なカフェごはんにチャレンジしてみてはいかがでしょうか??

(あやぱん)

2008年10月15日水曜日

「舞勇伝キタキタ」(衛藤ヒロユキ)



「魔方陣グルグル」といえば小学生時代に一大ムーヴメントを引き起こした伝説のマンガ。
勇者ニケと魔法使いククリ、そしてキタキタ親父が
キタキタ踊りを世に広めるべく日夜頑張る・・・もとい、
魔王ギリを封印する、というお話でした。

舞台はそれから数年後。
ギリが封印されて平和になったはずの世の中に何かが起こる。
まさかの、キタキタ親父主役に大抜擢。

基本、可愛い絵柄なのに衛藤ヒロユキ先生の手にかかると
とんでもないギャグワールドが展開されます。

舞勇伝キタキタ(webコミック)

(美南アルファ)

2008年10月7日火曜日

空の境界 第5章~矛盾螺旋~


 「空の境界」・・・・・・原作は奈須きのこ、主人公の両儀式には坂本真綾というキャスティングの作品。文字だから出来た文学トリックをアニメ映像という別次元の表現体に解釈しなおす製作陣に脱帽な感じです。
 この作品、各章ごとに映画化されて、現在は第5章が放映中です。サブタイトルは~矛盾螺旋~、繰り返される日常とその儚さは失って初めてわかるものなのでしょう。
p.s.ちなみに上映劇場が限られているので要注意ですよ。

(ミッチェル)

2008年6月30日月曜日

スイッチピッチ



スイッチピッチはなんと、投げるとあら不思議、ボール表面の色が変わるオモチャです。
2007年グッドデザイン賞を受賞したとか。
この早変わりが面白くてついつい投げて遊んでしまうんですよねー。
こういうアイディアを思いつける人って凄いと思います。

(美南アルファ)

2008年6月12日木曜日

「悪夢のエレベーター」(木下半太 )



ある夜、男が不倫相手を送りにいったマンションのエレベーター内での出来事。
男がいきなり気を失うと、そこには不思議な男女が男を取り囲んでいた。
不動産業を営むという怪しげな男。オタクっぽい男。
ゴスロリファッションに身を包んだ謎の女。
扉が開かないエレベーターの中で明かされる真実とは。
男はどんな悪夢を見たのか?

この作者さん、演劇業界に長く関わっていた人。
なので「え?次こうなるの?」という展開の仕方が非常に演劇の展開に似ています。
コメディータッチの部分とミステリ部分が上手く調和した一作だと思いました。

(美南アルファ)

2008年6月6日金曜日

デイリーポータルZ

デイリーポータルZというサイトが面白い。

だいたいが全く意味のないことをやって記事にしている。

その何とも言えない非生産なことを一生懸命やっているライターさんはカッコイイ。

私は変なものを食べるコンテンツが好きです。

(わたつ)

2008年5月23日金曜日

現役大学生による「学問以外」のススメ




この本を手に取ったのは大学1年の終わりごろでした。今思うと、本当にこの時期にこれを読むことが出来てよかったと思います。

この本は主に関東圏の大学に通う大学生たちの、授業、部活、サークル以外の「学外活動」に全力で取り組む様子を収めたものです。「学外活動」とは、たとえばバックパッカー、バー経営、起業、自費出版、格闘技・・・など。大学の中だけでなく、外で学べるものも沢山・・・いやむしろ大学の中よりも学ぶことが多い、そんなことを教えてくれます。

読み終わった瞬間、「自分も負けてられない!」みたいな気持ちになりました。そして、「何かを新しく始めてみよう!」という気にもなりました。ちなみに私が新大ナビに入ったのは、この本を読んだことがきっかけ。

新入生へ、これ読むと動きかた次第でホントに充実した学生生活が送れるはず。

2年生、3年生へ、まだ間に合います。この本を読んだら何かしらやってみようと思えるはず。



(Kちゃん)

2008年5月13日火曜日

銀河英雄伝説


今回は田中芳樹氏の名作「銀英伝」を紹介します。
正式名称は「銀河英雄伝説」、ですがこの作品のファンは親しみを込めて“銀英伝”もしくは“銀英”とよびます。 1980年代に出版され、本編だけで1000万部を超えるベストセラーとなり、今なおその売り上げを伸ばすロングセラー作品です。

舞台は遥か未来・・・・・・
人類はその勢力を銀河系に拡大していた。
自由惑星同盟と銀河帝国という2大勢力が存在し、その中間で動き回るフェザーン自治領・・・・・・2大勢力の軍事的対立と両者の間を蝙蝠のように飛び歩く中間勢力。宇宙を駆けた戦争の果てに歴史に選ばれた英雄たち、彼らの生き様を描いたSF小説(スペースオペラ)。
それが銀英です。

読まなきゃ損(?)です(^_^)/
(ミッチェル)

2008年5月12日月曜日

板東寛司「こねこ・ねんね」



猫専門の写真家さんの手による、子猫写真集。
どのページをめくっても可愛い子猫の寝顔でいっぱいです。
帯のコピー通り、「猫はココロのツボに効く!」な一冊。

(美南アルファ)

2008年5月11日日曜日

佐藤雅彦「教科書に載った小説」



誰もが絶対に一度は手に取ったことがあるはずの、国語の教科書。
超有名どころの作品以外にも、「マイナーなんだけれど面白い話」が色々載っています。
(私はねじめ正一の「高円寺純情商店街」が好きでした)
そんな、教科書に載っている、佐藤雅彦氏のあとがきの言葉を借りれば
「(成長段階で)通過してほしい」小説を集めたアンソロジー。

1 とんかつ…………三浦哲朗
2 出口入口…………永井龍男
3 絵本………………松下竜一
4 ある夜……………広津和郎
5 少年の夏…………吉村 昭
6 形…………………菊池 寛
7 良識派……………安部公房
8 父の列車…………吉村 康
9 竹生島の老僧、
  水練のこと………古今著聞集
10 蠅…………………横光利一
11 ベンチ……………リヒター
          上田真而子 訳
12 雛…………………芥川龍之介

個人的オススメは「出口入口」「絵本」。

教科書に載っている→勉強しなくちゃいけないもの、と考えると
退屈でつまらなく思えてしまうものですが、
「勉強」という枠を取り外して改めて読んでみると
新しい発見があると思います。

佐藤雅彦氏公式サイト内、紹介ページ

(美南アルファ)

2008年5月10日土曜日

Weezer(Green Album) Weezer



ことしのGWは快晴でしたね。
車持ってる人は「ドライブに行った!」なんて方も多いと思います。


今回紹介する私のオススメは、大好きなバンドのひとつ、Weezerの3枚目のアルバムです。彼らはこれより前に出していたアルバムの方が世間では評価が高いけれど、私はこのCDが一番好きです。1,2枚目はメロディーが秀逸なんですが、荒さが目立っていて少し聞き苦しい面もありました。私的には。
ところがこの通称Green Albumではその荒さがあまり目立たなくなり、なおかつメロディーはもとからよかったものがさらに昇華しています。

そしてなによりもこのアルバム、ドライブミュージックにぴったりなんです。1~6曲目くらいはノリのいい
イケイケな感じがGood!なんていうか、スピードをガンガン上げていこうって感じではなく、軽やかにいこうって感じ。ところが後半になると一転、エモーショナルなギターと泣きのメロディーを兼ね備えた曲のオンパレード。沈む夕日をバックに聴きたい感じです。1~6曲目で目的地まで行って日が沈むくらいまで遊んだあと、7~10曲目までを聞きながら海沿いを帰ってくるなんていうプランにぴったりなアルバムです。


ただ、アルバム全体での再生時間が約40分くらいしかないので、これ聴きながらドライブ行くなら近場がいいかもしれません。シーサイドラインから寺泊とかね!


アルバムの2曲目"Photograph"

(Kちゃん)

2008年5月9日金曜日

阿部海太郎「パリ・フィーユ・デュ・カルヴェール通り6番地 」



阿部海太郎は、パリ在住の音楽家です。
資生堂ソフィーナのCMの音楽で耳にしたことがあるかもしれません。
透明感のあるピアノの音が特徴です。
パリの町並みの音をそのまま切り取ったようなフィールドレコードもリミックスしてあります。
19番のParadis avec mezzanineはおすすめです。
どんなに低血圧で朝がきつくてもルンルンで目覚められます。たぶん。

(うっしー)

2008年5月8日木曜日

中村屋Flash




中村屋

中村屋 弔辞バージョン


元ネタはグループ魂のCDに収録されている「大江戸コール&レスポンス」です。
このシリーズ、また作ってくれないかなぁ。
期待してますよクドカン大先生。

(美南アルファ)

2008年5月7日水曜日

マクドナルド経営シミュレーションゲーム

マクドナルドを運営して発展させるゲームです。

畑を管理し、

牛を育て、

店舗を運営し、

経営戦略をたてる。

英語なのでわかりにくいかもしれませんが、意外と大丈夫。

ちなみに私は30年くらい続けることが出来ました。

続けるのは意外と難しいです。

是非時間つぶしにオススメです。

(わたつ)

http://www.kongregate.com/games/molleindustria/mcdonalds-videogame

2008年5月6日火曜日

上甲宣之「そのケータイはXX(エクスクロス)で」



女子大生のしよりと愛子が旅行で訪れた人里離れた温泉地。
旅館の押入れに忘れ去られた携帯電話の「今すぐ逃げろ!」という電話を皮切りに、
2人は事件に巻き込まれることになる。
旅人の女性が片目、片腕、片脚を奪われ、“生き神”として座敷牢に一生監禁されてしまうという伝説。
迫り来る村人たち。
頼りになるのは携帯電話のみ…その携帯電話から情報を発信しているのも素性が知れない人物。
どこまでが嘘?どこまでが本当?

二転三転していく話の展開と、中盤のバトル部分でぐっとひきつけられます。
同じ出来事がしより・愛子それぞれの目線で書かれているので
その二つの視点が交差して「ああこうなってたんだ!」と思う面白さがあったり。
一気に読み進んでしまうこと間違いなし。

(美南アルファ)

2008年4月23日水曜日

百円土鍋生活

一人暮らしをしている人も多いでしょう

土鍋に憧れたことがある人もいるでしょう。既に使っている人もいるでしょう。

このサイト、百円土鍋生活は、一人暮らしの料理と向き合えるサイトです。

使い方の注意もあるのでなかなか参考になるサイトです。

URL: http://www.geocities.jp/fly_so_far_away/

(わたつ)

2008年4月21日月曜日

SOTTE BOSSE「Essence of life」



ヴィレッジヴァンガードによく遊びに行く人なら、おなじみかもしれません。
J-POPをイージーリスニング風にアレンジした作風のシリーズです。
何作か出ている中で、私が好きなのはこのCDに収録されている
スピッツ「春の歌」のカヴァー。
疲れた身体に癒し系音楽をどうぞ。

SOTTE BOSSE

(美南アルファ)

2008年4月10日木曜日

GIANT KILLING




本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる!

達海猛、35歳、東京下町の弱小プロサッカークラブETUの監督。
小さなクラブが大きなクラブに勝つ。

これがフットボール漫画の新スタンダード!!



面白い。

キャラが生きている。

サッカー知らなくてもいい。

個人的には絵も好き。

週刊モーニングに連載中。コミックスも講談社より発売しているので、興味のある方は是非。

(わたつ)

2008年4月4日金曜日

「三谷幸喜のありふれた生活」シリーズ


朝日新聞連載中のエッセイ「三谷幸喜のありふれた生活」書籍版の新刊を買いました。
三谷幸喜さんの軽妙な文章と、和田誠さんの味のあるイラストの組み合わせ、三谷さんも和田さんも大好きな私にとっては夢のようなコラボ。
ハードカバーの本をあまり買わない私でも発売とほぼ同時に買っています。
内容は日々のあれこれ。家族の奥さんや犬猫たちとのこと、仕事現場のこと、オススメ作品のこと、など。
気負わずに軽い気持ちで読めるシリーズだと思います。

(美南アルファ)

2008年4月3日木曜日

中島らも「こどもの一生」


4月3日は故・中島らもさんの誕生日ということで、私の好きならもさん作品を。

瀬戸内海に浮かぶとある島にあるセラピー施設「MMMクリニック」。
ストレスを抱えた人々を治療するためにこの施設では投薬と催眠療法で患者たちを精神的に退行させ10歳の子供の状態にしてしまう。今回訪れたクライアントは落ち目のアイドル、作法の家元、コンピュータに強い頭脳明晰な青年、企業の社長と秘書、の計5人。一部現実世界でのしがらみを持ち込みながらも「5人のこどもたち」は島で遊び始め、徐々に奇妙な人間関係が築きあげられていく。子供ならではの派閥が徐々に生まれ、そこから子供たちはいじめっ子をぎゃふんと言わせようと「ある遊び」を考え付くのだがそれが元で台風が接近した夜、恐怖がクリニックを襲うことに――。


心理学をかじった人ならうんうんと頷ける部分もあるかと思います。
前半は10歳児に退行した5人の会話の面白さで引っ張り、後半は一転してホラーの世界。
前半の明るさとのギャップが凄まじいです。
読後は表紙絵を見ただけでもビクっとしてしまいました…。

2008年4月1日火曜日

「四月物語」



春ですね。

楡野卯月(松たか子)は武蔵野の大学に進学するために故郷の北海道から上京してきた。
それは憧れの先輩(田辺誠一)と同じ大学に入りたかったから。
慣れない一人暮らしに戸惑いながらも卯月は日々を過ごしていく。

派手さはないけれど、ほんの少し甘酸っぱくてふんわりした作品です。
冒頭の桜の場面など、映像の撮り方がとても綺麗なのが岩井俊二の真骨頂かなと。
松本幸四郎&市川染五郎&松本紀保&藤間紀子とリアル松一家が揃っていたり、
作品中の短編映画も作りこまれていたりと細かい部分もしっかり作り込んであります。

(美南アルファ)

2008年3月30日日曜日

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」



劇場版クレヨンしんちゃんシリーズの中でも最高傑作と言われる一本がこの「オトナ帝国の逆襲」です。
70年代に流行ったものを再現したテーマパーク「20世紀博」が出来て、
子供をほったらかしにして通いつめ熱狂する大人たち。
その秘密は古き良き昭和の時代を再現しようとする秘密結社「イエスタデイ・ワンスモア」が開発した「懐かしいにおい」による洗脳。
21世紀を生きるため、しんのすけとかすかべ防衛隊が立ち上がる!!!

20世紀博のモチーフは大阪万博だし、懐かしい昭和の小ネタも満載。
勿論、しんちゃんをはじめとするキャラクターの掛け合いやギャグも入っています。(風間くんが可愛いので大好きです)
そして最後にはしっかり泣けます、これで泣かない人はいないでしょう(断言)。

大人が見ても子供が見ても楽しめる仕上がりなのがやはり凄い。

(美南アルファ)

2008年3月15日土曜日

ファミリーミュージック/YMCK


どこかで聞いたことがあるような8bitサウンドが懐かしい。
男女3人から成る8bitミュージックユニットである『YMCK』の1stアルバムです。
レトロゲームを彷彿とさせる8bitのピコピコ音で、心地よくノれます。
実在のレトロゲームをモチーフにしたフレーズも随所に散りばめられているので、詳しい人はそれを探すのもまた楽しいのではないかと。

こういったジャンルはほんの最近聞き始めたばかりで開拓中なのですが、『渋谷系』『ネオ渋谷系』というジャンルになっているらしいですね。興味のある方は是非検索してみてください。
個人的には『Melting holidays』なんかが好きです。

最近だんだんと春めいてきましたね。
晴れた日にこんなポップミュージックをお供に、うきうきした気分で出かけるのも楽しそうです。


(みき)

2008年3月1日土曜日

いきものがかり「花は桜 君は美し」



今日から3月なので、春っぽい一曲を紹介しようと思います。
いきものがかり、といえば代表的な名曲はデビューシングル「SAKURA」。
♪さくら ひらひら舞い降りて落ちて 揺れる想いのたけを抱きしめた~ です。
このシングル「花は桜 君は美し」はやはり春がテーマの曲で、
切ない歌詞がアップテンポのメロディに乗っています。

いきものがかり、去年新大医学祭ライブを観に行き、
生歌の圧倒的な上手さに一目(一聴き?)惚れいたしました。
今後の活躍にも期待大です!

(美南アルファ)

2008年2月28日木曜日

LOSALIOS「ゆうれい船長がハナシてくれたこと」



気合を入れたいとき、やるぜーーー!という気分のとき、
テンションを上げるために聞いているのが
このLOSALIOS「ゆうれい船長がハナシてくれたこと」です。
LOSALIOSは元BLANKEY JET CITYの中村達也氏率いるユニット。
各楽器のセッションから生まれる音が格好いい。
このアルバムの1曲目「HAE」は去年たまたま観に行った舞台でBGMとして使われており
聞くとそのときのことを思い出して更にテンションが上がります(←これを読んで何の舞台かわかった人、是非友達になりましょう!)。

(美南アルファ)

2008年2月26日火曜日

私立!三十三間堂学院(佐藤ケイ)


 「メタ萌え」という新しいジャンルを開拓した佐藤ケイさんの二つ目のシリーズ作品です。佐藤ケイさんといえば、『天国に涙はいらない』で第7回電撃小説大賞で金賞を受賞したことで有名な作家ですが、今回の『私立!三十三間堂学院』ではまた一風変わった作風を展開し、作者独特の強い癖に慣れたつもりの読者たちの多くを戸惑わせました。
 この作品では、元女子校に男子が一人だけ転入するというありがちなハーレムラブコメの体裁を取りながら、「恋の争い」というものを謀略や闘争の入り乱れる群雄割拠の群像劇として描いています。この新しいスタイルをどのように読み解くべきか様々な見解が出されましたが、2004年11月に出版された第2巻にて「学園群雄戦略ラブコメ」なるキャッチフレーズが付いた事で新しいジャンルとして認識されました。
 「今までのラブコメは飽きた」とか、「ちょっと新鮮なジャンルに挑戦したい」という方にはオススメです!

(ミッチェル)

空の境界 上(奈須きのこ)


 2001年12月に同人小説として発表され、2004年6月に講談社ノベルスより出版された『空の境界(上・下)』を講談社文庫で2007年11月から毎月一冊上・中・下に分けて再出版したものです。上巻の解説は「館シリーズ」で有名な綾辻行人というビックネームが担当しています!
 「月姫」、「Fate」で培われた奈須きのこワールドの一大傑作を是非読んでみてください(^^)/
 上巻のタイトルは以下の通りです。

第一章・俯瞰風景 Thanatos.
第二章・殺人考察(前) ……and nothing heart.
第三章・痛覚残留 ever cry,never life.


 なお、第一章から第三章までは既に映画化されています。

(ミッチェル)

2008年2月23日土曜日

Bank band「沿志奏逢2 」 



・・・凄まじい雪ですね。

この頃、CMなどでよく聞くので気になっていた1曲がありました。
それがこのアルバムに入っている「はるまついぶき」。
今の季節にピッタリだと思います。

オリジナル曲の「はるまついぶき」以外にも、このCDには様々なアーティストのカヴァー曲が収録されています。こういう形で、ずっといい曲が受け継がれていくのっていいですよね。

(美南アルファ)

2008年2月20日水曜日

the brilliant green「the brilliant green complete single collection ’97-’08」


大学に入ってから音楽に関連した活動を殆どしていないのでなかなか信じてもらえなかったりもするわけですが、私、高校時代は軽音楽同好会に入っていて相川七瀬&the brilliant greenのコピーバンドをやっていました。
そんな私の青春(もう10年近く前だなぁ・・・)、the brilliant greenベスト盤がついに発売です。
初期シングルの「冷たい花」なんかは日本っぽくないロックな音がクールに決まってます。
最新シングル「Ash like snow」までの10年間の歴史がギッシリ詰まっているので初心者の方も是非どうぞ。

あ、「Ash like snow」(アニメ「機動戦士ガンダムOO」OP)はジャケット(アニメにも登場するロボット「ハロ」をボーカルの川瀬智子嬢が手に持ってるんです!)が可愛いのでガンダム好きな方はそちらも是非(笑

(美南アルファ)

2008年2月16日土曜日

久米田康治「さよなら絶望先生」



絶望した!
公式発売日よりも1日(場合によっては2日)遅れで入荷される新潟の書籍事情に絶望した!

・・・これが言いたかっただけです、はい。

世の中を斜に構えた目で見るのも時には大事ですよね。

(美南アルファ)

2008年2月14日木曜日

Perfume「チョコレイト・ディスコ」(Fan Service‐sweet‐収録)


今日はバレンタインですね!ということでべたにバレンタインソングです。この曲は私的に国生さおりの「バレンタインデー・キッス」に代わるバレンタインデーアンセムではないかと思うわけで。アイドルなんて・・・とか思うと後悔しますよ!かわゆくてノリやすいテクノポップで、めっちゃアガれます。サビの「チョコレイトディスコ、ディスコ、コ、コ・・・」のループは一度聞いたら忘れられません!中毒性強いです。

一方、カップリングの「twinkle star, twinkle snow」も名曲です!今の時期にピッタリのウインターな歌詞、やや早めのテンポでガンガン踊れる曲になっています。

しかしCDは限定版なので、中古屋を探すかネットオークションで探してください。落札額数万円単位ですが・・・気軽に手に入れるならネット配信ですね。オススメです。

(Kちゃん)

2008年1月30日水曜日

「スウィーニー・トッド ~フリート街の悪魔の理髪師~」



スウィーニー・トッド ~フリート街の悪魔の理髪師~」観てきました。

舞台はロンドンの片隅にあるフリート街。
悪徳判事の陰謀で無実の罪で投獄された理髪師ベンジャミン・バーカー。
15年後になんとか脱獄に成功し、街に戻ったバーカーは
愛する妻は服毒自殺、娘は判事に幽閉されていることを知り、
「スウィーニー・トッド」と名を変えて復讐を心に誓う。
相棒は研ぎ澄まされた剃刀と、
トッドの理容院の下の階で売れないミートパイ屋を営むラベット。

日本ではR-15指定がかかっています。
・・・かなり、グロいシーンも登場します。
お食事直前直後の鑑賞はあまりオススメいたしません。

それでも全体的に黒を基調とした映像の中での真っ赤な血の鮮やかさ、
ミュージカル仕立てで登場人物が歌う数々の音楽、
所々に入る監督のティム・バートンらしいユーモア、
とにかく人を「魅せる」作品でした。

かなり好みが分かれると思います。
同じくバートン×ジョニー・デップの「シザーハンズ」に
雰囲気がちょっと似ているかもしれません。
私は結構好きな一本です。

(美南アルファ)

2008年1月29日火曜日

「医学のたまご」(海堂尊)



表紙イラストが可愛らしかったので思わず本屋さんで手に取った一冊です。

主人公・曽根崎薫はゲーム理論の研究者である父を持つ中学生。
歴史は誰にも負けない知識を持っているけれど、英語も、数学も苦手。
父が問題を作成した「潜在能力テスト」が実施され、
何度も何度も問題を目にしていた薫はすんなりそれを解いてしまい
全国一位の成績に輝くことになる。
そして全国の上位成績の子供のための特別プログラムとして
中学に通いながら東城大学の医学部で研究をすることに!?
普段は漫画雑誌が愛読書なのにいきなり宿題が分厚い医学書10冊!?
そういえば父は「何事も勝ちすぎるな」と言っていたっけ・・・

話が進むにつれ医学部での「大人の世界」の裏側が描かれます。
マスコミ取材の裏側、実験の経緯、論文の捏造・・・etc.
大人の世界の中で主人公がとる行動とは。

中高生対象の本で基本ストーリーは割と「王道ジュブナイル」。
作者は現役の医師なので面白医療小ネタも多いですし、
同じ作者の本の登場人物がちょっぴり顔を出していたり。
大人でも面白く読めると思います。
(「大人が読んでも面白い児童書」は大好きです)

将来医療関係の道に進もうと思う人。
何かに迷っている人。
勉強の合間に気楽に手に取ってみてください。

(美南アルファ)

2008年1月28日月曜日

かりゆし58



伊勢丹の催し物「大沖縄展」を見てきました。
今日の目玉は沖縄発の人気バンド「かりゆし58」の無料ライブ!
「かりゆし」は沖縄の言葉で「おめでたい」、リゾートホテルの名前などにもなっています。
「58」は沖縄のメインストリートである国道58号線から。
国道58号線が海を越えて九州にまでつながっているように、かりゆし58の音楽も海を越えて日本中に響きわたるようにという願いも込められているそうです。

何回か、観光旅行で沖縄に行ったことがあります。
そしてその度に沖縄の人の温かい気持ちを感じます。

中越地震、中越沖地震とここ近年2度の地震があった新潟県のことを、
メンバーはとても大事に思っているようで、
絶対被災地にライブに来ると言っていました。
ライブチケットにお金が使えない人のために無料の会場でもやる。
それぞれのスタイルで応援してほしい。と。

今日のライブのMCの中でも、
「沖縄は戦争という痛みを受けて、そこから笑顔でまた立ち上がった。
痛みを受けてそこから人に優しくできる気持ちを持つことはとても格好いいと思う。」
という言葉がありました。

沖縄の歴史、戦争、親への感謝の気持ち・・・などなど、
「痛みから生まれた優しさ」がいっぱいにつまったかりゆし58の音楽は
すんなりと自然に体に響いてくる気がしました。

(美南アルファ)

2008年1月27日日曜日

「キサラギ」


まだレンタル開始直後で新作料金はちょっと財布に痛かったけど、
久々に邦画の「当たり」でした。

自殺したアイドル如月ミキの一周忌、
ファンサイトを通じた呼びかけで集まった如月ミキファンの5人。
主催者でありミキにずっと手紙を送っていた「家元」(小栗旬)。
少し神経質そうなところもある「オダ・ユージ」(ユースケ・サンタマリア)。
ミキへの想いなら負けない!という熱血な「スネーク」(小出恵介)。
片道六時間かけ、はるばる福島から出てきた「安男」(塚地武雅)。
ストーカーチックだったり、謎の多い「イチゴ娘」(香川照之)。

5人が顔を合わせ、ミキについて語っていくうちに
話はミキの死に向かうことになる。
「なぜ如月ミキは自殺したのか?」

徐々に明らかになる5人それぞれのミキにまつわる事情。
そしてそこから導き出された結論とは?

舞台はビルの一室の、いわゆる「密室劇」です。
5人の会話のやりとりだけで話が進んでいきます。
5人全員がきちんとキャラが立っていて、笑いと涙のバランスもいい感じ。
脚本家さんの力量を感じました。
ユースケ・サンタマリアの役名が「オダ・ユージ」で
「踊る大捜査線」名台詞もしっかり出てきたりするあたり、
脚本家さん、通の心をつかんでいるなぁという感じです(笑

ミステリ好きな人にもコメディ好きな人にもオススメです!

「キサラギ」公式サイト

(美南アルファ)

2008年1月23日水曜日

「まこという名の不思議顔の猫」



最近は「ブサカワ」なる言葉が流行なんだそうで。
この猫の「まこ」、一度見たら忘れられない顔をしています。
ふてぶてしいというかなんというか。

飼い主さんの愛情が詰まった一冊です。

ブログ

(美南アルファ)

2008年1月21日月曜日

「大鍋だからうまいのだ 」(小水とうた )



小水とうたさんは映画やCMの撮影現場に食べ物の差し入れをする
「ケイタリング」をしている人です。
「海猿」「バトル・ロワイヤル」「ALWAYS 3丁目の夕日」etc.
多くの撮影現場での活躍が映画作りを影で支えているわけです。

直径60センチの大鍋で作る絶品料理のレシピを
集めたのがこの本★

大鍋料理の良いところは
・ちょっとくらい間違えても大丈夫!(笑
・大鍋を使うと味がしみて美味しい!
・皆でワイワイ賑やかに食事ができる! など。

友達同士で宅飲みをするとき、
料理作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。

(美南アルファ)

2008年1月15日火曜日

「紫の女(ひと)」殺人事件(内田康夫)

 
内田康夫の浅見光彦シリーズのうちの一冊です。
舞台は熱海、被害者の一人は生き返って「幽体離脱で犯人を見た」と証言するが、警察は取り合わない。事件の真相究明を依頼された浅見光彦が複雑に絡まる事件の真実を解き明かしていく・・・・・・

 って感じに物語が進んでいくわけですが、基本的に浅見光彦のシリーズは面白いです。是非読んでみてくださいな。

(ミッチェル)  

2008年1月14日月曜日

「サウス・バウンド」(奥田英朗)



中野の小学校に通う主人公の父親は元・過激派。
税金は払わないし、集金の人とはいつも大喧嘩。
子供たちにも「学校なんて行くことはない」と常日頃言うような、
一風変わった人である。
家族以外の人と揉めるのなんて日常茶飯事。
そんな父が東京を飛び出して沖縄に移住すると言い出した―。

この作家さんの本、結構好きなんですが
この本は帯にあった「過激派」という言葉がひっかかって
なかなか手に取らずにいました。
なんだか小難しい本じゃないの?面白いの?と。
ところが読み始めて、500ページを越す大長編なのに、
気づけば一気に読んでしまっていました。

小学生の主人公の目線で描かれているので、
読者も一から色々なことを学べます。
「国」とは何か?「政府」とは何か?
人間にとって正しい生き方とは?
普段はなかなか意識することの少ない問題です。
それがこの作者の軽妙な語り口で、
わかりやすく且つ生き生きと描かれています。

きっとこんな人がお父さんだったら主人公みたいに毎日疲れるだろうなぁ、
と思う反面、
こんなに自由で束縛されない人間らしい生き方も素敵だなぁ、
と思ったのでした。

(美南アルファ)